梶真さんの所で絵チャットさせて頂きました。
2人きりは寂しいということで、色々な方を召喚させて頂きました(なんかおかしいぞい)。
というわけで、梶真さん、MiYaちゃん、わかばさん、私、そして途中参加の母さんの5人で絵チャさせて頂きました。
全員面識あるのに、わかばさんと母さんの間で初めましてという会話が……(笑)


一番最初のお題は、テニスの王子様。
何故か私以外の参加者様の描けるものが、ジャンプ系に偏っていて、多数決でテニプリ決定。
えっと、左からMiYaちゃん、わかばさん、私、梶真さんです。
途中、ジャンプを捨ててしまった事にわかばさんが気付いたり、
レギュラージャージを壇に着せてしまった事に私が気付いたり(私のみ公式サイト見ながら描いてました)、
梶真さんがネクタイの色調べに行ったまま帰ってこなかったり、色々ありました。
ちなみにMiYaちゃんはマウスで描いてますが、風音より上手でした(苦笑)


ちょっと退出してお風呂に30分入っていたところ、母さんが来てました。



次のお題は擬人化……ではなく、アンパンマン。
ちなみに主催者の梶真さんの独断です。皆梶真さんについていきました〜(笑)
左から、母さん(アンパン)、MiYaちゃん(バイキン)、梶真さん(バイキン)、わかばさん(ナガネギ)、私(カレー)です。
今、気付いたけれど、誰も女キャラ描いてないよ〜。
ちなみに途中で梶真さんが退出したため、梶真さんのは色が塗られてません。
そして、0時になった時にいきなり私のPCが絵チャのブラウザを閉じました(怪奇現象)。
おかげさまで、カレーパンマンの色が塗れませんでしたし、ナガネギマンの主線ナシの状態が拝めました(笑)
母さんとわかばさんの間で、ナガネギマンについてのラブコールが飛んでたりもしてました。


この後、MiYaちゃんがMiYaちゃんの父上に夜食を作るため一時退出。
『ここでやめる、新しい絵を描く、わかばさんに何か描いてもらう、チャットだけする』
と私が書いて、皆が決めかねたので、わかばさんに何か描いてもらうのみ残して消したところ、
「消せ!!(笑)」というオコトバが(笑)
「修正マン描いてくれたら消す」と言ったところ、真面目に描いて下さりました〜♪
とりあえず、許可とり忘れたので、掲載できませんが、嬉しかったですv
ちなみに修正マンを描く前にMiYaちゃんが帰ってきました。


Good Nightと描いた母さんの絵から、物語がひとつ出来上がりました。
母さんの掲載許可がおりたら、イラスト載せます。
物語
風音 > こうして、僕の母親は暗闇の中去っていった。
風音 > だが、泣くまい。
母 > 「元気でね。残して行ってごめんなさいっ」それが僕の聞いた母の最後の言葉だった。
風音 > 「母さん!」僕の声は母には届かなかった。
風音 > 今でも思う。母は僕の事を愛していたのだろうかと。
風音 > だが、僕はそれでもいなくなった母をさがしている。10年たとうと、20年たとうと。
母 > 母の残していったもの(絵)は、どうすればよいのだろう。
母 > きっと母はこう言ってくれる「あなたの好きなようにしなさい」と。
風音 > 僕は、母の残した絵を丁寧に切り取ると、サイト上にupした。誰かが母を見つけてくれることを信じて。
風音 > そんな折、母の情報を持ってきてくれたのは、MiYaと名乗る女性だった。
美夜 > なんでだよ!?
風音 > 「母さんは元気なんですか?」そう僕は問いかけた。
母 > それが母を見つける手がかりになるという確信にも似た予感は当たったのだ。
風音 > 「母さん……」
風音 > だが、その情報を辿っていっても母には会えなかった。
風音 > その後、何度かいろんな人が情報を持ってきてくれた。
風音 > どの情報も母へはたどりつかなかった。
風音 > まるで、僕の何手先も読んでいるかのごとく
母 > 母のことを諦めかけた或る日、僕は眠ることが困難になった。
母 > まるで何かに眠りを阻まれているかのように。
母 > それが数週間続いた或る日。何の予感もなくそれは突然やって来た。
風音 > ギシギシ・・・ミシ。
母 > 何処に繋がっているか分からない。あの日母を連れ去ったまま開くことのなかった扉が突然音を立てたのだ。
風音 > 「母……さん?」
風音 > 恐る恐る問い掛ける
母 > 「かざね・・・!」数年ぶりに僕の名を呼ぶ母の声はかすれていた。
風音 > そう、僕と母さんは40年ぶりに再会したのだ。
母 > 子供だった僕はもうあの頃の面影も無い。なのに母は人目で僕だと分かった。
風音 > 幼き頃マザーグースを歌ってくれたあの声。僕は忘れる事などできない。
母 > 「「Good Night」って言ったのに・・・。何、また寝れなくなってるの・・・。だからこうして私がまた来る事に
なっちゃったじゃない。」
母 > 言葉に反して母の顔は泣きそうだった。
風音 > 「僕は……母さんが居てくれないと…。本当の、いや、血の繋がった母親じゃなくていい! 貴女がいいんだ!」
母 > あの40年前と同じ姿の母。僕の本当の母であるはずがない。
風音 > 魑魅魍魎の類かもしれない。でも…でも……っ!
母 > 「私は、あなたの母ですよ、本当の。ただもうあなたと同じ世界にはいられない。けれど、寝れずに泣く幼い
あなたを見て私はあなたのもとへ向かってしまった。」
風音 > 「だから……どうか寝てちょうだい」
風音 > 母は悲しそうな目で僕を見ていた。
母 > ああ、だから母はいつも僕が寝れない時に傍に居てくれたのか。僕が寂しくないように。
風音 > 僕が泣き出してしまわないために。
母 > なんだか泣いてしまいそうだったので、僕は急いで目を閉じた。そこに懐かしい母の歌声が聞こえてくる。
風音 > ああ、どうか神様。この優しき母をお救い下さい。この優しい歌声で僕を癒してくれる母を。
母 > 「母・・・さん」眠りに落ちるぎりぎりの所で僕は呟いた。
母 > その声は母に届いたようだ。
風音 > 母の目から涙がこぼれた。
母 > 「ありがとう。ほら、おやすみなさい。もう夜はあなたの敵では無いわ。もう怖いものはないの」
母 > ああ、母の美しい声。僕はきっと最後の言葉を知っている。
風音 > 「Good Night」



終わったの2時でした。でも、とっても楽しかったです。
また参加させて下さいっ!

2005 8/6up

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